帯広菊花同好会に所属しているマスターから、10月30日~11月3日に帯広市のとかちプラザ行われた「おびひろ菊祭り」の報告がありましたのでご紹介します。
おびひろ菊まつりは「晩秋にロマンといろどりを」をテーマに、色彩豊かな菊を観賞する秋のまつりです。
例年はこの10倍の来場者でにぎわいます。
10名の同好会会員は、日々勉強会を重ねながら花壇の養成菊と作品作りに一年かけて取り組んでいます。ハンギングバスケットは、平成24年帯広菊花展において正式競技に認定され、日本ではじめて全日本菊花連盟の公認審査員による審査が認められました。以後おびひろ菊祭りの名物のひとつとして来場者のみなさまに浸透しています。
親株から挿し穂をとり、挿し芽作業、ポット上げ、2回の摘心、バスケットに定植、シェード(短日処理)、開花調整、、と多くの工程があります。バスケットに定植してから100日でようやく完成します。
この素晴らしい日本古来の菊作りの伝統を継承し、次世代へと絶やすことなく繋ぎ、花人として多くの人々に幸せと感動をお届けしていきたいと思っております。(帯広市 木村 和生)