4月5日、札幌エルプラザで2025年度北海道支部総会を行いました。
会場には、道内各都市から、29名が出席しました。
総会では2024年度の事業報告と2025年度の事業計画などの説明があり、協議され可決されました。
また新旧両役員の挨拶や、北海道支部の仲間になった2名のマスター、認定講師となった2名のマスターが紹介されました。総会後は新人マスターへのステップアップ講習会として下館マスターのハンギングバスケット製作デモンストレーションを行いました。
ハンギングバスケットマスター認定試験での実技試験で規定となっている、SLT25バスケットに10株の苗を使用したハンギングバスケットの製作デモンストレーションを行いました。10株の苗はこちらのマーガレット、オステオスペルマム、ペチュニア、イベリス、ブラキカム、ハナカンザシ、ハツユキカズラです。4段に分けて重ね、バスケットに配置してゆきます。
一番初めに1段目の真ん中にハツユキカズラを枝の向きをよく見て、なるべくバスケットをカバーするように慎重に場所を決めました。今回は長くツルを垂らさず丸く仕上げるラウンド型の作り方です。
SLTバスケットに10株の苗で作ったその時からきれいな形に仕上げるには、株張りのよい苗を選ぶことがまず大切だと下館マスター。中心に配置する苗を一旦ハナカンザシにしようとしたがマーガレットに決めた経緯を聞き、丸い形に仕上げるために、同じくらいの高さの苗で揃えることが大切だと教わりました。
1つ1つの苗をどの向きが良いか、あらゆる角度に回してみて、少し離れたところから眺めたりと、丁寧に向きを決めてゆきました。3段目と4段目の花の向きを前から見て少し内向きにすると、とてもきれいな丸い形に落ち着きました。
仕上げのカットでは、切ったとわからないようなハサミの入れ方など細部まで見せていただきました。
花がいっぱいの春らしいハンギングバスケットが出来上がりました。
今年度は9月27日に日本ハンギングバスケットマスター認定試験が千葉県、愛知県、大阪府で行われます。受験する予定のある方は、ぜひ一度北海道支部までお問い合わせください。